case7グラグラして噛めなかった
奥歯を
インプラントで
しっかり回復

治療前後の写真

治療前
治療前
治療後
治療後

お悩み

「奥歯がグラグラしてうまく噛めない」
食事のたびに気になり、硬い物が食べられないということでご相談いただきました。

診査・診断

検査の結果、左上の奥の銀歯(7番)は歯周病がかなり進行しており、残すのが難しい状態だったため、やむを得ず抜歯することになりました。

骨の減少を確認できるパノラマ画像

こちらは治療前に撮影したパノラマレントゲン写真です。
長い間、左右の上の奥歯が欠損していたため、咀嚼による刺激がなく、歯を支える骨(歯槽骨)が徐々に吸収されている様子が確認できます。

特に注目すべきは、画像内の矢印で示した部分です。
本来、骨が十分にある部分は白く写りますが、この箇所は骨が大きく減少しているため黒く透けて見えています。これは骨密度の低下を示しており、インプラント治療を行うには十分な骨の厚みと高さが不足している状態です。

歯が抜けたままの状態を放置すると、このように骨がやせ細っていく「骨吸収」が進行し、将来的にインプラント治療が難しくなる可能性があります。
そのため、このようなケースでは、インプラント埋入の前に、骨を増やす処置(骨造成やソケットリフトなど)が必要となります。

治療内容

まずは歯周病の治療を行い、その後インプラント治療に進みました。

左上の奥歯(7番)は抜歯と同時にインプラントを埋入しています。左右の奥歯(6番)は、骨の厚みが少なかったため、「ソケットリフト」という方法で骨を持ち上げてインプラントを埋入しました。
※骨補填材は使わない「グラフトレス」の方法で、体への負担も抑えています。

治癒期間をしっかり確保したのち、上部にセラミッククラウンを装着し、治療完了となります。

治療の概要

治療時期 2024年9月
主訴 奥歯がグラグラしてうまく噛めない
治療期間 6ヶ月
治療費 インプラント3本
1,485,000円(税込)
ソケットリフト2か所
110,000円(税込)
抜歯即時埋入加算
55,000円
合計:1,650,000円(税込)
リスク セラミックの破折、
色調の再現に限界があります。

術前・術後の比較

治療前
治療前
治療後
治療後
治療前
治療前
治療後
治療後

術前は奥歯がぐらついて噛みにくい状態でしたが、インプラントを用いることで噛み合わせが安定し、見た目も自然になりました。

治療後の変化

  • しっかり噛めるようになった
  • 見た目も自然で、人前で口を開けても気にならない
  • 以前より食事が楽しくなった

上記のような嬉しいお言葉を、患者様からいただいています。

担当医師の所感

今回のように、歯がグラグラしていて保存が難しい場合は、残念ながら抜歯せざるを得ません。抜歯後の治療にはいくつか選択肢がありますが、中でもインプラントは、天然の歯に近い噛み心地と自然な見た目を兼ね備えており、機能性・審美性の両面で非常に優れた治療法です。

当院の院長はインプラントの専門資格を持ち、豊富な実績がありますので、安心してお任せいただけます。「入れ歯にはしたくない」「しっかり噛める歯を取り戻したい」とお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。

セカンドオピニオンも対応中

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